ほんとうのことなのか・・・
2019.11.17 Sunday
最近はDIYや作家ものの手づくり、手仕事ものなんかが有難がられてかなり増えたと思います。
TVやネット動画で何か作っている番組もわりと見ます。
そこでよく気になってしまうのが、寸法のこと・・・。
’’ここの部分は0.1mm違うと別物になるそうです’’なんてナレーションが入っていたりします・・・。
だいたいそんな時は うそだな と思ってしまいます。
もちろん本当に0.1mmをコントロールしている作家さんもいると思いますが、ほとんどは0.1mmをちゃんと
測ったことないというのが大半ではないでしょうか・・・。
その動画の作業場に行ったわけではないですが、映像には物差しも写っていなかったし、
その他の測るための道具がまったく見当たりません。もちろん引き出しにしまってあるのかもしれませんが
フリーハンドでしかもカッターナイフでカットしてるし、型紙も紙にしか見えないし・・・。
どう考えても0.1mm単位で大きさを管理しているとは思えません。
本当に0.1mm単位で寸法を測ろうとしたら下の写真のような道具が必要です。
ただ真ん中の物差しで0.1mmを測ることは出来ません、上のノギスでも完璧には分かりません・・・。
一番下のマイクロメーターなら慣れれば間違いないと思います。
ちなみにノギスもマイクロメーターもメモリを0.1mm位にしています。
目を凝らしてみても容易には分からない、それが0.1mmだと思います。